ギンイロノナミダ - Essay

Essay

81.石垣島二泊三日の旅(前編)

~まえがき~

この旅行記は2006年9月4日~6日に石垣島へ旅行に行った時の記録です。1年以上も経てようやく旅行記を書きました。むしろ書いている途中です。

年に一度の贅沢とばかりに今年も沖縄に旅立ちました。昨年は1泊2日の駆け足沖縄観光だったけれども今年は2泊3日、ゆっくりとバカンス楽しんできましたよ。

9/4~6に夏休みをいただけることになりまして、土日と合わせて5連休だったわけですが、土日はテニスの大会で、しかも運悪く(悪く?)勝ってしまったりファイナルまで残ってしまったりと旅行前日はくたくたくらくらでした。前日から実家に泊まり、翌日は空港まで送ってもらおうという魂胆。よく考えたら今回の旅行三泊四日じゃないか。一泊分タダ。

そんなこんなで2時間弱のフライトで石垣空港に到着。石垣島は28年ぶり。28年前とほぼ変わっていないように思える。まぁ、28年前のことなど微塵にも覚えてはいないのだけれど。唯一の記憶はテレビがNHKしか映らなくてウルトラマンレオが見れなかったことぐらいだ。

今回の旅行の目玉というか目標は「美味いものは現地人に聞け!」旅行の醍醐味はなんといっても現地の食事である。石垣くんだりまで行ってビッグマックなど食いたくはない。今回は八重山そばと石垣牛を食すために石垣に来たと言っても過言ではないほどに食事に重点を置いているのだ。早速タクシーに乗り込みオススメの八重山そばを食することができる店へ案内してもらう。

「現地の美味い店はタクシーの運転手に聞くな」なんて説もある。もちろん彼らは美味い店を知っているし、色々な情報を持っている。しかし、彼らにとって「美味い店」とは「タクシーが停め易い店」でもあるというのだ。なるほど一理ある。でもそれは些細なことである。なぜなら理由は三つある。一つ、俺は八重山そばが食べたい。一つ、店の詳細な場所など知らない。一つ、歩き回って探すほどの余裕がない。一つ、俺は猛烈に腹が空いている。うわ四つになった。

お腹がいっぱいになったところでようやく余裕が出てくる。さて、まずはホテルへフェードインではなくチェックイン。今回泊まるホテルは全日空ホテル&リゾート。全然関係ないけど、ライディーンでひびき洸がフェードインする際、「フェード…フェード…フェードッインッ!!!」ってくしゃみが出そうで出ない人の反応に似ている。

まずはビーチを見学。青い海。白い雲。蒼井そら、もとい青い空。なんでこんな変換するんだバカPC。とりあえずそんな「いい娘(青い海)いまっせダンナ!」と青い空に呼び込みを掛けられたごとく、即座にパンツを脱いで海に飛び込む…恋人に止められたので部屋に戻り水着に着替えました。石垣島のビーチはヌーディスト・ビーチじゃないのでみんなも気をつけようね!

透明度の高い海の上は心地よく、開放的な気持ちで波に揺られていたのだけれど、怪しくなる雲行き。しかも少し風も出てきたので避難するように屋内プールへ移動。その途端に集中豪雨。愛のスコール。南日本酪農協同株式会社の主力商品。以前にも書いたかと思うが南日本酪農協働株式会社は南日本のクセに北海道日高モッツァレラチーズを販売している素敵な会社だ。

夕方には雨も上がり涼しくなってきた。恋人とロマンティックな散歩に出かける。夕日が沈もうとしている茜色の海。ホテルの最上階からはオレンジ色から紫、そして闇へと鮮やかなグラデーションの空の下でフライング気味の夜景。太陽に地球に恋人に感謝をしつつ、部屋に戻り入浴。そして今夜のメインイベント、石垣牛のステーキフルコース。イベント?

いいか、よく聞け。石垣牛は美味い。それは誰もが知っていることだ。実際に食べたことがない人でもメディアで散々取り上げられているから見聞きしているだろうし、松坂牛や神戸牛のルーツもこの石垣牛なのである。そして美味い肉ってのは塩胡椒をして軽く炙るだけでよいのだ。なのに。なのに!「石垣牛のステーキ・ゴーヤソースのせ」いらないよ!ゴーヤいらないよ!噛めば噛むほど出てくる肉の甘味に相反して噛めば噛むほど出てくるゴーヤの苦味。「あぁ、そうか。これが人生って奴か。人生甘いだけじゃなく、苦味も必要なんだな…。」ってバカ!翌日タクシーの運転手に聞いたら(現地の美味いものはタクシーの運転手に聞けの法則)「ホテルの飯なんてあんまり美味しくないでしょ…。」また一つ大人の階段を登った気がしますよ。ちなみにサイドディッシュのグリーンサラダ~ヤギのチーズのせ、生まれて初めてヤギのチーズを食しましたが、すげー獣の臭いがしましたよ。ヤギってすげーなー(棒読み)。

そんなこんなで二日目に続く。

(2007.10.26)