ギンイロノナミダ - Essay

Words - 無月光

小さな記念日

はじめて君と話した日だとか
君と一緒に海を見た日だとか
小さな小さな些細なことでも
僕にとっては大切な日なんです

去年のあの日
来年も行こうねって約束は
もう叶わないと知ってても
僕は約束の場所に行きます
去年と違うことは
となりに君がいないこと

去年と違うことは
悲しい記念日がひとつふえたこと

ケイゾク

あぁそうか
今までは短かったから
すぐに吹っ切れたんだ
今度の時間は今までとは
比べ物にならないくらい
長かったからなんだ

でも君にとっては
今までとは比べ物にならないくらい
短いのかもしれない

秘密

友人に聞かれたことがある
「忘れられない恋ってある?」
しばらく考えた後
君とは違う他の子の名前を挙げた

君とのことは忘れられない恋じゃなく
忘れたくない恋だから
そしてこのことは
誰にも秘密にしておきたいから

麦わら帽子

おそろいで買った
100円ショップの
麦わら帽子
君はまだ持ってるのかな

僕の帽子は部屋の片隅で
ぽつんと夏を待っている

Moon

月の見えない夜は
君のことが気がかりで

同じ月を君も見てると
そう思うだけで大丈夫
そんな可愛い頃もあった

月の見えない夜は
君のことばかり想って
眠れぬ夜を過ごしてます

青い車

君の思い出話の中の
その車を見たことはないけれど
君のその車への愛情に
車なのにと思っても
軽く嫉妬して
こんな自分に苦笑してる