新システム移行の影

ホントに申し訳なさで身が捩れる思いだが、またもやI藤氏の話である。

ウチの部署では新年度に向けて新システムを導入した。旧システムは現在、旧年度の事業の処理にしか使われていない。なお、新システムは昨年の11月頃から導入されている。以上を念頭に、以下の話を進める。

I藤氏はPCの操作に明るくないのは百も承知であろう。昨年の予算要求時には新システムに四苦八苦していたことも日記でお伝えしたとおりである。そう、彼は既に新システムを使用しているのである。素晴らしいではないか。大進歩なのだ。

ところが、だ。

今日、すごいシーンを目撃したのである。いや、実際に目撃したのは俺ではないが、彼が旧システム端末の前に座ってなにやら操作していたのである。「旧年度の事業の後処理かな…?」くらいに思ってたのだが、そうではなかった。彼は旧システムで新年度の処理をしようとしていたのである。

当然そんな処理はできないのでエラーがでる。彼は「を゛?」と、日本語では表記できない疑問詞とため息を連発した後、いつものように「さてと…」と言い残し席を立った。一言聞かれたら、教えてあげたのだが…。

なお、使用していたPCの横には彼が処理しようとしていた伝票が終業時間までひっそりと残っていた。