「ゴメンね」と「好き」

気持ちを伝えることがこんなに難しいものだとは思ってなかった29の秋。30歳の誕生日まであと10日を切りました。

苦悩してます、久々に。想いを伝えることがエゴになるのではないかと。私が自分勝手なことをして、また嫌われているのではないかと。つまり、私を嫌いだという人に対して「好きだ」と伝えることは迷惑この上ないのではないか。己の気持ちを黙殺すべきか。それとも全てをさらけ出して元に戻れぬ人間関係を作るか。いや、逆説的表現では分かりにくい。全てを伝え切って現在の曖昧な人間関係を崩壊させるか。

心臓が痛い。「胸」ではなく「心臓」が痛いのだ。しかも締め付けられるような痛さではなく、抉(えぐ)られるような痛さなのだ。身を削られる、しかも内側から。最近痩せてきたのは、煙草を止めたからだとか運動量を増やしたからだとか、そんな理由ではなく上記の理由によるものだろう。

「ゴメンね」と「好き」という2冊の写真集的絵本を相方に贈った。読んでくれると嬉しいのだが、伝えた気持ちを抹殺されるのは存在自体を否定されているような気がして悲しい。

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