オはおっとっとのオ

そろそろ飽きてきた

森永おっとっと。初めてその菓子を口にした小学生の俺は思わず吐き出した。「海の味がする…」そんな出会い。

昔はガキだったからかもしれないが、初めて口にするものは大抵不味かった。ポカリスエットなんて衝撃だった。何が美味いんだあんなもの。

ところが年が経つにつれ食べられなかったものまで食べられるようになった。おっとっとは酒のつまみにちょうど良かったし、スポーツで汗を流した後はポカリスエットだった。大人になるってのはこんなことなのかと少し悲しくもあった。

今ではカニミソもウニもイクラもアンキモもシラコもナマコも食べられるようになった。もちろん普通に生活している上でそんな珍味は口には入らないのだけれど。

10年後にはまた違ったことを言っているかもしれない。10年後には納豆が食べられるようになっているだろうか。