ホント言えばやさしいんじゃなくて弱ささ

ひとりきりの帰り道はにじむ月夜さ

これまで一番お酒を飲んでいた時期って10年以上前、正確には2000年だと思いますが、当時は味もよくわからないまま日本酒を飲んで語ったり、妙なテンションでバーボンロック一気飲みしたり、穴があったら入って埋まりたい気持ちで一杯なのです。あ、ついでに芋焼酎ロックでもう一杯。

まあそこからの衰退ぶりは散々たるもので、少し飲めば二日酔い、三日酔いはザラで、本当にお酒が苦手な日々が続きました。今年になってジョギングを始め、1ヶ月ほど断酒をするまでは。

断酒のお陰かジョギングで体調が良くなった所為か知りませんが、ここのところお酒に関しては泥酔する以外は頗る調子が良いです。二日酔いにはまずなりません。苦手だった日本酒も飲めます。さらにはテキーラをはじめとしたスピリッツも網羅できます。2000年のあの頃の体調に戻った気がします。

困ったことにお酒に付き合ってくれる人は少なくなりました。ひとりで帰る夜は転んだり職質されたりで涙滲む月夜です。

(引用:KAN「きみを想う夜」

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