本当は分かってる2度と戻らない美しい日にいると

そして静かに心は離れてゆくと

 

過去はもう戻らない日々だと分かっている。分かっているけれど、あの美しく輝いた日々をもう一度過ごしてみたいと願っている。もちろんそんな願いが叶わないのは百も承知だ。僕らは過去に生きていてた。そして現在を生きていて、未来に向かって生きていくのだから。

少しずつ心が離れだした瞬間に戻っても、きっと、いつか、同じ運命を辿るような気もしている。あのときサヨナラを言ったけど、本当の意味でのサヨナラはこれからずっと先に来ることも知っている。その瞬間までサヨナラは言わずにいるよ。

(引用:小沢健二「さよならなんて云えないよ(美しさ)」)