爪の災難

能がないので隠せない

昨年、左手中指先を開放骨折した。現在完治はしたものの、若干指先がずれている。かつてはゴッドフィンガーと(誰も呼んでくれないので自ら)呼ばれていた面影虚しく、ギターが弾けない身体になってしまった(これまでも弾けていないがそれは些細な問題だ)。

今年はあるハーフマラソンを走ったのだが、シューズが私の足に合っていなかったのか、両足の親指の爪に内出血を残した。内出血くらいならと気にも留めなかったのだが、数か月経っても爪が伸びる気配がない。どれどれと風呂上りに触っていたところ横にぺりぺりとはがれる始末。

爪がないとそこに力を込めることができない。今年上半期はかなり脱力した状態で過ごさざるを得なかった。これは仕方のないことである。ようやく爪は元通りになってきたが、これ以上災難を増やしたくないので指先を丸めたり、靴下手袋などで保護しなるべく爪を隠して生きていきたい。

おかげで手袋が邪魔で未だにギターが弾けない。

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