カテゴリー: 日記

最後のキスはタバコのflavorがした

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ニガくてせつない香り

久し振りにタバコを吸ってみた。何年ぶりだろう。タバコの買い方すら忘れてたよ。えっと…82番。そう、昔はソフトケースもあったけど今はハードボックスしかないみたいだね。一時期フィルターが白くなったことがあったけどまた茶色に戻ったんだ。

封を開けてフォルターを咥えると懐かしい香りがした。甘いような苦いような、あの頃の初めての大人の香り。火を着けずにこのままでもいいかな、なんて。机の奥で眠ってた100円ライターで火を着ける。ふわっと香る、青白く立ち上る煙。一口吸って、ふう、と息を吐く。口内が苦い。

君との最後のキスを思い出した。お互いに喫煙者だったから、煙草の香りもキスには邪魔にならなかった。吸っていたのも同じ銘柄。今でも君はまだ吸っているのかな。そんなことぼんやりと空に消えてく煙を追いながら考えてた。

(引用:宇多田ヒカル「First Love」

ねえ左手つなごうとしてる?

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もう遅いよあたしじゃないでしょ

誰かと手をつなぐ時は、いつも差し出すのは左手。君に最初に差し出した手はどちらか思い出せないけれど。

そう。もう昔のことが段々と思い出せなくなっている。それは幾重にも重なった経験や思い出というフィルターを通して過去を見ているかのよう。ぼんやりとしか見えなくなっている。それはきっと悲しいけれど幸せなことなのかもしれない。今を生きなさいとの啓示かもしれない。

そして、きっと。同じ時を共有した君だからこそ、手をつながなくてもわかる。遠くから君の幸せを祈ってる。

(引用:aiko「恋人」

ラムネを買ってきて二人で飲みましょ散歩道

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月が昇るまで

いつだったかな。駅近くの居酒屋でほろ酔いになって、そんで同年代のノリでカラオケ歌って、酔い冷ましに小さな公園でたこ焼きつついたことがる。もうすっかり思い出としては忘却の彼方で、その時飲んでたのはラムネじゃなくてビールだったかもしれないし、月明かりだと思ってたけど公園の街灯だったりするのかもしれないけれど、ホント、人生においてたった5時間にも満たない時間なのに今でも僕の中では忘れがたい時間で、そんな小さな時間の積み重ねをどこかにアーカイブしたい。

勿論思い出したくない思い出も自戒を込めてアーカイブして己が調子に乗っている時に見返して布団に頭突っ込んでワーギャーと叫び倒したい。

過去の日記読めば思う存分ワーギャーできるんだけどさ。

(引用:JITTERIN’JINN「にちようび」

抱きしめていたいけど涙がもうあふれちまって

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歩き出す君の背中にさよならのキス

別れ際に涙を見せたことが過去にあったかどうか思い出せないけれど、最後にもう一度抱きしめたかったなって思いはあったかもしれない。それが意味を持つのか分かんないけれど。相手にとっては迷惑かもしれないし。

少し前まで、今この人と連絡を断っても縁があればきっと何処かでまた巡り逢えるよ、なんて思ってたけど、どうやらそうもいかない人もいるみたいで。それは縁がなかったと割りきって進めばいいんでしょうし。むしろどちらかと言えば、金輪際、巡り逢わなくてもいい人になってしまってます。最後にどんな話をしたとかどんな顔でサヨナラを言ったか覚えてないけど(泥酔していたから)、それが最後でも構わない。街で偶然すれ違ってもきっと声も掛けないと思う。勿論、出会いそうな場所には行かない。

抱きしめたい、キスしたい相手はひとりで充分なんだ。

(引用:JITTERIN’JINN「SINKY-YORK」

きっとチャンスはいくつもあって

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だけど勝者はわずかひとりで

他の人からどう見えるかわからないけれど、今の僕は成功とは遠いところにいて、この先もずっと上に行くことはないと思っている。野心もない。すっかり枯れてしまった。結婚して子供も生まれて小さいけど家も建てたけれど、本当にやりたかったこととは違う方向に来てしまった気がする。いくつものチャンスはあったんだと思う。チャンスの巡り合わせは運とタイミング。この思いは昔から変わらないけれど、そのタイミングをずっと逃していつまでも勝者になれないでいる感覚が抜けない。

ただ、今のこの状況が幸せでないのかと問われれはそうでもないし、むしろ幸せな状況にいることは間違いない。ただ何かを失ってしまっている。それは夢を諦めて安定を手にしてしまった時に手放したものだと思う。いつまでも夢を追い続け幾つもの夢を叶えた友人を羨ましく思う。友人にはいつまでも前を向いて走っていてほしい。それを励みに僕も今のこの毎日をゆっくりと歩いて行こうと思う。

(引用:KAN「ライバル」

過ぎ去りし日々を静かに掘りかえすのです

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愛した人を必死だった恋を自信に満ちた青き時代を

1998年10月からサイトをやっていたので、その間に書いたテキストは結構な量になっています。ネット上から消したテキストは結構ありますが、それでもバックアップとしていろんな媒体に保存してあります。ちょっと今調べてみたらそりゃもう恐ろしく恥ずかしくて青いテキストまで発掘されましたよ。

でもそんな過去を掘り返すのって嫌いじゃないんです。むしろ好きかも。あの頃はこんなこと考えてたのかーって、今より結構いいこと考えてたりもするし。なんにしろ今より勢いが良くて熱くて真っ直ぐだなって思った。写真や画像がないのが淋しいけどね。誰か持ってないかな?

(引用:KAN「Songwriter」

本当はただ笑っていたいだけなのに

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最近自然な笑顔のポーズの仕方も忘れたよ

昨年末から少しずつだけど心が壊れかけていて、徳永英明風に言うならば壊れかけのKokoroなんですけれど、ホント最近では笑顔もうまく作れなくなってて、まぁ、笑顔を作るって考えてる時点でおかしいとは思うんだけれど。

そんで意を決して某クリニックに行ってきました。これまでの状況なんかを全部ぶちまけてきました。これで少しは良くなるといいけど。でも暫く禁酒ですってよ奥さま。マナブからお酒を除いたら何が残るというのでしょう。少し健康になりそうな気がするのでどこかでバランス取らないと。タバコでも再開しちゃう?

(引用:ナオト・インティライミ「ナイテタッテ」

本当は分かってる2度と戻らない美しい日にいると

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そして静かに心は離れてゆくと

 

過去はもう戻らない日々だと分かっている。分かっているけれど、あの美しく輝いた日々をもう一度過ごしてみたいと願っている。もちろんそんな願いが叶わないのは百も承知だ。僕らは過去に生きていてた。そして現在を生きていて、未来に向かって生きていくのだから。

少しずつ心が離れだした瞬間に戻っても、きっと、いつか、同じ運命を辿るような気もしている。あのときサヨナラを言ったけど、本当の意味でのサヨナラはこれからずっと先に来ることも知っている。その瞬間までサヨナラは言わずにいるよ。

(引用:小沢健二「さよならなんて云えないよ(美しさ)」)

さえない毎日にもううんざりで逃げ出したいようなここ最近です

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そんな風なお兄さん昔を思い出しませんか

 

仕事でもプライベートでもここんとこちょっと冴えない毎日で、なるべく感情を露わにしないよう、努めて冷静に対処しようと思ってんです。もし逃げ出せるならそれが一番いいんだけれど、それもできないし、大人って難しいね。

昔は良かった、なんて爺さんみたいだけれど、昔には悪かったこともあって、その悪い思い出は忘却の彼方なんだよな。それを鑑みると将来の僕が今の状況を振り返っても何も思い出せないに違いない。きっと楽しいことだけ思い出せるんだ。

(引用:KAN「DISCO 80’S」)

いたずらをして怒られても「ごめんなさい」の一言を

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誰かに言えばそれでよかったあの頃にはもう戻れない

 

音楽を聴いていて、ふとその歌詞の情景が浮かび上がることがあります。それは過去に自分が体験した景色だったり、想像の産物だったり、映画やテレビで見たものだったりするのですが、自分が体験して、しかもその体験が自分一人もしくはもう逢えない人との体験だったりすると、共有することができなくて苦しい思いをすることがあります。

頭の中に浮かび上がる光景を表現する術を知りません。こんなとき、絵画で表現したり言葉で表現したりできる人を心から尊敬します。拙い言葉をつないでなんとか表現しようと苦心していますが、それは誰しもが苦心していることなのでしょう。

小学生の頃の夏休み、蝉の声がやけに煩く、入道雲は遥か彼方で山のように聳え、僕らは些細な悪戯を繰り返し、親にこっぴどく怒られていた。そんな情景を描きたいのに言葉がうまく出てこない。ごめんなさいと言っても許されないのは僕がもう子供ではないからなのか。

今、一番欲しい言葉は「大丈夫、許してあげる。」って言葉だと思う。多分簡単には許してもらえない。それくらい非道い事をしていたから。もう戻れないんだよ。

(引用:槇原敬之「PENGUIN」)