誰よりも知っている悲しい時も嬉しい時も

何度も見上げていたこの空を

仕事が終わって、外に出たらまだ夕日が沈む前で。最近は随分と日が長くなってきた。とは言ってもまだまだ寒さは和らぎそうにないけれど。

見上げた空は夜の藍に染まってく途中で。いつだっけな、こんな空をアイツと見上げたよな。あの頃は毎日が輝いてて、楽しくて、嬉しくて、ただアイツと一緒にいるだけでよかった。でもそれじゃダメだったんだ。一緒にいるだけでいいだなんて、それじゃ、きっと。

あの頃の癖が抜けなくて、僕は今でも空を見上げる。嬉しいことも悲しいことも、辛いことも楽しいことも、全部空が抱きしめてくれそうな気がして。そんな空の下で、きっと今頃アイツもこの空見上げてんだろうって思って。

(引用:BIGIN「島人ぬ宝」

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