人生で大切なことは繁栄も衰退も幸運も失恋ももちろん死に際も

いかに趣があるかということだ

そんなわけで2014年最後の更新です。今年は本当に色んな縁を繋げたり切ったり、後厄ならではの大変な一年でした。ただ、それなりに楽しい一年だったような気がします。あ、Facebook止めました。やっぱり僕はこの面倒な更新スタイルが好きです。

来年は少し前向きに生きていこうと思います。色んな瞬間をしっかりと目に焼き付けて。今年も一年ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

(引用:KAN「オー・ルヴォワール・パリ」

 

追記:今年のweb拍手レスは今年のうちに!

【12/30 23:42 会いたい人は誰ですか?好きだった人ですか?今好きな人ですか?】

好きだった人ですかね…でも、きっと、もう会えないと思うし、会わないと思います。会う資格なんかないですし。守るべきものもあるので。

春の日には桜が咲くようにぼくたちも変わらずに笑ってるかな

50年後も今日みたいに

もうすぐ2014年も終わりですね。生まれてきて40年以上経ってしまったので50年後っつったら90歳超えてるんすけど、その頃の僕はどうなってんのかな。まだこんな風に日記風な雑文書いたりしてんのかな。隣には誰がいるのかな。できれば好きな人に隣にいてほしいな。

最近、過去を懐かしむようになって、やたらとジジくさい毎日を送っています。もう戻れない時間に思いを馳せ、失ってしまったものを嘆きながら過ごしています。来年はもう少し明るく生きてみたい。そして50年後は優しく微笑みを残せるように。たとえそれが遺影だとしても。

(引用:KAN「50年後も」

君に逢いたくて誘えないままなのさ

着飾った虚しさは服と脱ぎ捨てよう

素直に会いたいっていえばいいのだろうけど、今の立場とか関係とかいろんなものが邪魔をしてそれもままならない状況です。格好つけずに素直に言えるかな。ただ君に会いたいだけって。

できれば、昔行ってたバーで飲みたいけれど、もうなくなっちゃったしね。時間って優しくて残酷だよね。この時間がなきゃこんなに優しい気持ちにもなれなかったし、君に会いたいって気持ちにもならなかった。でももう元には戻れない。すっごいジレンマだ。とりあえず、着替えよう。パンツ一丁でこんな文章書いてる場合じゃないよ。

(引用:KAN「STYLISTIC」

今度君に会ったらどんな顔で笑おう

楽しげにそれとも静かに

まだ約束もしてないし、会えるかどうかもわかんないけれど。でも借りてるものがあるから返さなきゃいけないし。これって本当はすごく嬉しいことで。返すついでにまた何か借りようか。それとも何か貸そうか。そしたらまた会う口実が作れちゃう。

久しぶりに会うのにどんな顔をして会えばいいのかわかんないけど、君が笑顔ならそれでいいかな。いつまでもずっと笑顔でいてください。

(引用:KAN「今度君に会ったら」

がんばってふざけてもほんとはね

すごくあいたくてやっぱダメで

会いたい人に会ってちゃんと話をしておかなきゃいけないなって思うのは人生半ばを過ぎた証拠で、それなりに人生を終わる覚悟を出来た人間の話なんだなって、まだ覚悟のできてない人間は思うわけで。

そろそろちゃんとお話をしなきゃなって思うわけですよ。好きだったひとに「好きでした」と言える時間が残されているだけ幸せかなって思うわけですよ。

本当は、できれば、好きな人と、二人でお酒を飲む時間だけ残して欲しいなって思うくらいで。

(引用:KAN「Listen to the Music」

冷たく白く長い冬

君枯れぬようにただ手をとりあたたむ

この歳になると誰かと手をつなぐなんてことがめっきりなくなりましたが、たまには手をつなぐのもいいものだと思いますよ。こんな冬の寒い日は特に。愛する人とでも、ただ片思いの相手でも、友人でも手をつなぐときっと心まで温かくなれると思いますよ。

あの時、手をつないどけばよかったって後悔しても遅いのです。手を差し出す勇気こそが大切です。その前にトイレに行ったらちゃんと手は洗っとけ!

(引用:KAN「君を待つ」

どこで何をしても見てもいつも全部君にむすびついてロンリーです

涙でるほど好きでした

例えば一人で歩いてて素敵な景色を見つけたとき。誰かに教えたいなって気持ちになるとき。今は便利だね。スマホで撮ってSNSでシェアしたりTwitterで呟いたり。誰かが反応してくれるもんね。昔はそうもいかなくて。写真撮って現像してあんまり上手く撮れてなくて。仕方がないから今度一緒に行こうよって誘ってみたり。あれ、昔の方がなんかよくね?

そういえば彼女と別れた直後とかに「もうこの景色を共有することができないのか…。」なんてロンリーになってましたが、それもいい経験だよね。もう一度会えた時にきっと話せる日が来るさ!

(引用:KAN「サンクト・ペテルブルグ」

ホント言えばやさしいんじゃなくて弱ささ

ひとりきりの帰り道はにじむ月夜さ

これまで一番お酒を飲んでいた時期って10年以上前、正確には2000年だと思いますが、当時は味もよくわからないまま日本酒を飲んで語ったり、妙なテンションでバーボンロック一気飲みしたり、穴があったら入って埋まりたい気持ちで一杯なのです。あ、ついでに芋焼酎ロックでもう一杯。

まあそこからの衰退ぶりは散々たるもので、少し飲めば二日酔い、三日酔いはザラで、本当にお酒が苦手な日々が続きました。今年になってジョギングを始め、1ヶ月ほど断酒をするまでは。

断酒のお陰かジョギングで体調が良くなった所為か知りませんが、ここのところお酒に関しては泥酔する以外は頗る調子が良いです。二日酔いにはまずなりません。苦手だった日本酒も飲めます。さらにはテキーラをはじめとしたスピリッツも網羅できます。2000年のあの頃の体調に戻った気がします。

困ったことにお酒に付き合ってくれる人は少なくなりました。ひとりで帰る夜は転んだり職質されたりで涙滲む月夜です。

(引用:KAN「きみを想う夜」

タンスにしまってたウソもワガママも

もてるだけもって行こう

そんなこんなで、昨夜は友人夫妻とフランス料理を食べに行ってまいりました。会話を楽しみながらゆっくり食事するのっていいですね。

ニシンとジャガイモとオリーブのサラダ

前菜:ニシンとジャガイモとオリーブのサラダ。種付きのままのオリーブを食べるのって今更ながら初めての体験でした。あとニシンを生のまま食べるのも初めてだと思います。ジャガイモは何度も食べてる。バカにすんなよ。ジャガイモなんてな、庶民でも食えるんだよー!それはそうとウイスキーにオリーブって合いますね。我が家にオリーブ常備しようかしら。

鴨肉のコンフィ

主菜:骨つき鴨肉のコンフィ。付け合わせの野菜類も美味しゅうございます。マスタードソースをつけていただくのですが、そのマスタードソースも美味しいこと。鴨肉のみならずパンにつけても素晴らしいものでした。ということでマスタードソースも今後我が家に常備しなければならないものになりました。そう言えばお店でコンフィって初めて食べました。自作コンフィとはやはり違いますね。今後も精進しようと思いました。

アリババ

デザート:アリババ。メニューに「アリババ」ってあったので店員さんに「アリババって何ですか?」と尋ねたところ「ブリオッシュをラム酒に浸したものです。」との爽やかな笑顔での回答をいただいたのです。ラム酒!そりゃラム酒好きなわたくしとしては頼まざるを得ないってことで注文させていただきました。そんでやってきたのはラム酒にブリオッシュを添えたものみたいになってました。酒弱い人ならこれで泥酔できますよね。

久しぶりに写真多用した日記を書きました。なつかしーな、この感覚。よーしこれからじゃんじゃん書いちゃうぞー!

(引用:KAN「フランスについた日」

君が辛い時迷ってる時

ぼくはわかってあげてるのかなって考えます

正直何も分かってないのかもしれません。ただ、誰かが必要な時、助けが必要な時に、直ぐ傍にいるのは僕じゃないかもしれないけれど、それでも何らかの形で手助けできればいいなって思ってます。そんなもの必要ないって笑われるかもしれないけれど。

(引用:KAN「英語でゴメン」)