決算報告と予算要求が重なり、ここ数日はかなり忙しくてかなり凹んだ。っていうか、一週間で決算と予算を同時に処理してしまうのはかなり無理だ。それでも、なんとかやっつけ仕事で終了。
今週頭から始まったこの事務。俺は月・火の2日間を研修で費やしてしまったため、実質2日しか時間がなかったのである。ま、担当業務が少ないので、それなりに事務自体はスムーズに終わったのだが…。
またもやIの悲劇が始まるのである。
過去何度か雑話に登場したI藤、(あ、あんまりイニシャルトークになってない…)今回もかなりやってくれてました。今回は新たに「人の仕事の邪魔をする男」の称号を与えることに決定。
まず、彼はPCが使えない。相変わらずのワープロ派。かなりのこだわりをみせる男である。しかし、今回新たに財務会計システムを導入した我が職場。以前から使っていたシステムはもう使えないため、職場全員が四苦八苦している最中、彼は1台のPCを占拠するという大挙に出た。いや、結果占拠せざるを得なかったのだ。入力がとてつもなく時間かかるために。
しかもかなり鬱陶しい。入力に行き詰まると近くの人間を捕まえて「教えちゃってん」の繰り返しである。その教える内容のほとんどは「ローマ字入力になっているからひらがな入力に変えて欲しい。」という、アッタマくるような質問である。そんなん教えたくもない。ローマ字覚えやがれバカヤロウ。あんまりしつこいので先輩も言ってたもんなぁ。「I藤さんくらいっすよ、いまどきひらがな入力してんのは。みんなローマ字入力してるんですから…。」穏やかなその顔の下に般若の顔が垣間見えたのは俺の気のせいでしょうか。
彼の言い分もあるのだろう。普段ひらがな入力しかしたことのない彼にとってはローマ字なんかで入力するより数倍早く入力できるのであろう。それならば普段通りやってもらったほうが良い。まだ俺も入力してないのでパソコンが空くことに越したことはない。
通常業務時間終了しても彼はパソコンの前から動かなかった。いや、動けなかったのだろう。もう半泣き状態である。いや、泣きたいのは全く入力が終了していない俺の方なのだが。
しかたないので隣の課のパソコンを借り、ハックして(そんな大したもんじゃない)入力。入力時間約1時間半。 試行錯誤しながらようやく入力し終えた頃にはもう目はショボショボ…。ふと顔を上げると、I藤は定時で退社していやがった。
頼まれた仕事は殆どやらず、人に仕事を頼む男I藤。いい加減にしてくれ。