場の空気を読め

この万年竹との生活も1年半になる

「場の空気を読め」をExiteで翻訳すると、「Read the air of a place.」となる。さらにその英文を日本語に翻訳すると「場所の大気を読んでください。」となる。いや、お前が空気を読めよ。

そんな場の空気が読めない同僚のザキ(30歳・男)がピーカンな空の下、傘を持って出勤してきた。ただでさえ雨が降るとピリピリする我が職場、彼の行為に皆ざわめき立った。

「なんだ!今日は雨が降るのか?」との皆の問いに
「いやぁ…なんか降りそうかなぁって思っただけで…降水確率10%だったし。」「降るかぁ!ボケェッ!」
と、皆で罵詈雑言を浴びせました。

雨が降ったらテメェを血祭りに上げるからなぁ!と言った後に、もし血の雨が降ったら彼の行為もまんざら莫迦ではないなと。己の血の雨の為に傘を持つ男。為雨血己持傘男。

故事成語にして上手くまとめようと思ったが、いかんせん七字じゃ多い。落ちるものもオチない。俺が涙に濡れそうだ。その傘を貸してくれ。

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