知識のアップデートが追いつかない

昨日は身体の衰えをお話ししましたが、本日は知能の衰えについてお話ししたいと思います。先日記憶力の衰えについてお話ししたような気もするのですが、記憶力が衰えているので定かではありません。

新しい情報が入ってこない。いや、新しい情報に接することは接するのだけれど、それが知識として定着しない。昔、某アイドルグループの曲が全部同じに聞こえると言っていた父に対して全然違うじゃないかと反論していたが、今では自分がその父の立場である。誰が歌っているのかすらわからない。Little Glee Monster と Mrs. Green Appleの区別がついていなかった。当然King GnuとOfficial髭男dismの区別もついていない。子どもはいつも呆れ顔だ。

当然仕事にも影響するのでできるだけ最新情報は記憶ではなくいつでも参照できる状況を作っている。記憶は外部に頼るのだ。己の中の古い知識を捨てて新しい知識を入れれば良いのだろうが、そんな機能は私にはインストールされていない。

なので、昔の知識で今も生きている。成人式で和服を着ている女性を見ると興奮するのは、昔、「和装の際には下着を付けない」という知識がいまだに私の頭に残っているからだ。本当のところ如何なのかは知らないが、この知識はおそらく死ぬまでアップデートされない。いや、したくない。新成人の皆さん、おめでとう。

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