捏造される記憶

近所の酒屋が1月末で閉店することになった。ここは帰宅中に寄れる唯一の酒専門店でいつもお世話になっていた。これからどこでお酒を買えば良いのか。

酒屋の良いところはやはり酒に特化している点である。あまりお目にかかれないお酒も取り扱っていて、若かりし頃、カクテルに凝っていたときは様々なリキュールをそこで買い揃えたものだ。もちろん、カクテルなんかそんなに飲むことはないので余らせてしまったのは若気の至りだ。

もちろん簡単なおつまみやスナック菓子なども取り扱っており、子どももあれ買ってこれ買ってとねだることができるので重宝していた。自分も幼い頃は父に魚肉ソーセージをねだったものだ。

はて、私がこの地域に住み始めたのは学生時代だった気がする。幼い頃、父に連れて行かれたのはこの店ではないと思うが、あの記憶はなんだろう。どうやら記憶が混乱しているようだ。閉店セールだからとついつい買いすぎてついつい飲みすぎてしまったようだ。

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